食はおもてなし

「食の人」だった母は地元の婦人会で講師をするほど料理自慢でした。
奥出雲の郷土料理を調べていた大学の教授が参加された会合に、母が作った漬物とゆず餅をお出ししたのがご縁で、郷土料理をみんなに広めてくださいとお手紙を頂いた事を嬉しそうに話していました。ゆず餅を考案した母はお料理を研究しました。これは…と言うものもたくさんありましたが。
その母が高齢となり認知症が進み、料理をするのが「たいぎぃ(ダルい)わ…」と寝てばかりいるようになりました。時々お煮しめを作るのが精一杯らしいですが、今回は全く出来なかったようです。
もうおばあちゃんはダメだ~~と嘆きます。
人は皆老います。
未来の自分を観るようでした。
その姿は、綺麗に年老いていく自然な人に観えました。
おばあちゃん十分頑張ったよね、ありがとうと言いながら、歳だからいいんだよと伝えました。
良いかな・・・良いんだよ。

母はまた眠ります。

 

87歳の母の妹は今でも現役の食の人です。

その叔母のところで、たくさんの真心をいただきました。

82歳の叔母は親戚が集まっても、孫が友達を突然連れてきても、近所の人たちが訪れてもすぐにおもてなしができるように下ごしらえを怠りません。

先ずは、お茶を

そして、お昼ご飯

全てが美味しいのですが、お漬物皿のたくあんや、瓜の酒粕漬けは感動でした。そして、ドンコと昆布の佃煮は専門店のお味で、ますます味に磨きがかかる叔母に驚くばかりです。
作り方をちょっと教わり、真似事でも良いから受け継がなくてはいけないと思いました。真心を頂く時代から渡す時代へと私自身が変わらなくてはと強く思いました!
母も、叔母も、畑の土づくりをし、美味しい野菜を育て、そして、お料理します。
みんなに美味しいものを食べてもらいたいと願いを込めて一つひとつを作るんだよと叔母が話してくれました。
ちょっと前、味噌も、こんにゃくも、自家製でした。食するものはかなりが自家製でした。・・・・・

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