数年引きこもりになり、パニックに陥り、2駅先の病院にも一人で行けない40代の男性がいらっしゃいました。(ご本人の許可をお取りしております)
その彼が、2か月半で2駅先の病院に1人で行くことが出来ました。
そして、何かに挑戦しようという気持ちが湧き、動き始めたのです。
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<2回の個人セッションを受けた後のご本人の感想>
先生から宇宙と地球と太陽と自分の関係から
自分を考えるようになってずいぶん楽になりました。
今までは余裕がありませんでした。
自分が吊り橋を歩いていると、周りの人は競歩で歩いている感覚。
自分だけみんなと違う次元にいて相手からは見えない。
そんな気持ちでした。
話を聞き、呼吸法を野外で体験しました。
地球の上で落ち葉~人まで、みんな色んな個性で輝いて生きているのがわかりました。
自分も唯一無二の存在として輝いて生きている。
命は同じ地球で生きている同じ人間(仲間)。
外に行って不安になって困った時、他人に頼っていいのかなと思えるようになりました。
なので、外に出たり、電車に乗ったりする恐怖心が少し薄らいできました。
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このようなお言葉を頂き、幸せを感じております。
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個人セッション一回目は宇宙の中の自分を意識して頂けるようなアプローチにしました。
人の中の自分だけを思っていると、周りの人は怖くなります。
自分の存在を確認する作業をしました。
自分がいる。少し上空に上がると、関東の中に自分がいる。
もっと上空に上がると、地球が観えてその中の小さな島国の日本の中に自分がいる。
宇宙に出てみると、たくさんの惑星の中の太陽系の地球の中に自分がいる。
意識が広がっていくとエネルギーもどんどん大きくなってきます。
大きな視点を持つと、自分の存在感が大きくなります。
ご自分の宇宙を感じる事が出来ました。
ご本人は宇宙を感じやすく、現実の世界で宇宙を感じる事が日常になれば、パニックはそう起きないであろうと感じました。
帰りの電車では、満員電車になったけれども、パニックにはならず途中下車をすることなく、お母様と無事に帰宅されたので、本当に良かったです。
2回目に呼吸法・木と対話のレッスンを入れ、木のエネルギーを体中に入れる練習をしました。
野外での醍醐味は、大地も植物も惜しみなくエネルギーを注いでくれることです。
満たされてくると、一枚一枚の葉がはっきりと観えてきます。モノの輪郭もはっきりし、生きてる命を実感できます。
そのような観え方が出来た時は、エネルギーは高まり、マイナス思考もかなり減少します。
彼の症状は、エネルギーが枯渇していて、思考スパイラルから抜け出す事が出来ない。
委ねる事・頼る事に対し悪いことと認識している。
幸福になってはいけない。
そのようなエネルギーが覆っていましたので、木から日常的にエネルギーをもらえるようにレッスンしました。
木は人が持っている世界観ではありません。
全体意識があります。全体意識それは地球との全体意識です。地球と一体となって、宇宙に存在している感覚がはっきりとあります。
人が作ったシステムに疲れたときは、木と一体となると疲れの回復は早いです。
地球との全体意識は、何に対しても尊厳を持って向き合える感覚です。
木と対話し、気を取り込むことがで来たので、その翌日から1か月近く毎日時間を決め連絡をとり、その日あった事を報告したり、その日あったニュースについてお話しすることもしております。
ご本人の希望が実現できるよう、出来る限りのサポートをさせて頂きたいと思っております。
お読みいただきありがとうございました。