奈良 春日大社 感謝.共生の館 古都芸術祭が開催されます。11月8日〜10日
春日大社鎮守の森の樹木医をなさっていた正岡明先生(正岡子規の義理孫)が主催である、古都芸術祭が開催され、出展させていただける事になり、半年前から春日大社鎮守の森に降りる神と繋がりたいと願い描き続けた作品を置かせて頂きます。本の入り口を見せて頂き描かせて貰いました.まだまだです。これからも繋げていきたいと願っています。
心からこのご縁に感謝しております。
開催日が、勤務しているクリニック院長が大会長である第10回日本多機能型精神科診療所 新潟大会と日時が重なってしまい、特別参拝には参加できませんが、最終日に奈良に飛んで行ける事になり、10日の日は会場におります。
楽しみです♪
作品未完成時の写真
これしか記録残っていなかった。
島根県奥出雲町で育った私は小さい頃から山に入ることが好きで、小学生の時は一人で山神様に入るご挨拶をし、許可をもらってから山に入るようにしました。人が入ってはいけない時があるのだと納得して遊んで良い場所で遊んでいました。誰かに聞いたわけではありません。誰かに見られない様にして自分一人の秘密の時間でした。
木の種類で気が違い、受ける感じも違います。例えば竹藪は人の手が必要で凛と美しく気高い竹藪は筍を採り空間を作る必要がある事を父から教わりました。どんぐりやぶな林は空気が澄んで気持ち良く遊べましたが、徐々に杉の木が増えていきました。父が植林をしていました。その頃から自分も成長して、山には入らなくなった記憶があります。
今回春日大社芸術祭に参加できるお話を頂き、春日大社鎮守の森の情報(写真)を見ながら絵を描がせてもらった時間は本当に幸せな時間となりました。幼い自分と一緒に山神様の声を頼りに山神様に少し近づいた感じがしました。まだまだです!と聞こえますので、この旅はまだまだ続きます。
*春日山原始林を未来へつなぐ会HPより
春日山原始林は、平安時代に仁明天皇の勅命により狩猟伐採が禁じられて以来、春日大社の神域として、千年以上もの間守られてきた森です。
ひらけた都市の近くに今も原生のすがたを残す森は、極めて珍しいことから、1955年(昭和30年)に国の特別天然記念物に指定されました。
また、1998年には春日大社と一体となった文化的景観が評価され、ユネスコの世界文化遺産「古都奈良の文化財」の一つとして登録されました。
古くから万葉集をはじめ、古歌などに数多く詠われてきた、奈良に欠かせない「鎮守の森」です。

