先日高校2年生の個人セッションを行いました。飛行機が怖くて乗れない、それがネックになって修学旅行に行けない、、、それを解放したいと!
始まってすぐにコンタクトを一本受け取りましたが、将来についてのコンタクトだったので、取りあえずそれは置いておいて、過去世を読むことにしました。
🌊大海原が觀え、板一枚に乗っている男の人がいます。目の前には大きな渦が巻いていて、飲み込まれるシーンです。
恐怖で体を固め目をぎゅっとつむり、もうダメだと諦めています。けれども、その渦では死ねず、気がつくと強い日差しの中で漂いながら徐々に衰弱していき死を迎えます。🌊
何がヒントなのか、心の奥を感じながら、もう一度読みます。渦に巻き込まれると思った瞬間、体の力を少し緩めるとどうなるかを本人に聞くと、目を開けて飛ぶ感覚になり怖くなくなったと言います。何かが足りない感じでしたが、この過去世はここまでにし次を読みます。
🌿アフリカの大地 太古の人々のお祭りの最中、大きな鳥が飛んできて、頭を掴まれそのまま空高く持ち上げられます。意識はありますが、もうどうしようもなく、手足は自由でもだらりと力は抜けています。崖が目の前に迫ってきてもうダメだと思った瞬間なんともう一羽現れ餌(本人)を奪い合っています。(このシーンはお母さんも一緒に読んでいました)2羽が戦っている時、掴んでいた手が緩み落下しますがどこかに引っかかり、体を突かれた傷から徐々に衰弱して死に至りました。🌿
こんな過去世を16歳に聴かせるのかと疑問に思いましたが、恐怖の解放のステップだと、この過去世の最初に戻り、頭を掴まれた時、手足を動かし鳥のバランスを崩させることはできるし、最期まで生きようとすることはできるのに、しないのは何故?と聞いたならば、アニメのようで実感出来ないし、ダメなものはダメじゃんと言います。
そこから、お母さんが彼の怪我の話をしてくれました。
3人で話しているうちに、もうダメだと思ってから動物的な本能が出てきて、危険を回避しようとするのにその力が湧いて来ていない習性は、過去世と繋がっているということが分かってきました。
それでも本人は、ダメなものはダメでしょ、あがいても結果は変わらないと言います。
事が起きる瞬間を掴み、最期まで挑む!これはすべての人に必要な事です。彼が自分を生きるには絶対に必要な力です。少し時間をかけ、その力を実感するまでの旅が始まりました。
恐怖の解放は生きる力を掴んだ瞬間に消えるのだと思います。以下は彼のお母さんの5/9のブログです。
高校2年の三男が踏江さんの個人セッションを希望。
理由は「飛行機が怖い。今年の修学旅行で乗る為克服したい」だったが…
同時に起きていた事
先週の水曜日にラグビー部での練習試合で頭を打って少し頭痛が続いていた
土曜日にはスクラムの練習で腕を持っていかれ、右腕が痺れて動かない。
朝から手の外科を受診して、脳から右腕の神経の損傷と言われた。
このタイミングでこの怪我とセッション…何かあるなと感じていた。
飛行機が怖い事、小さい頃から怪我が多い事(骨折は4回している)を含め、2つの過去生を読んでもらう。
共通していた事は…
恐怖で固まり最後はもうダメだと力を抜く事
まさか怪我はしないだろうと高を括る事
そして
今このタイミングで気づくのが必要だった事
最後まで目を見開いて拳を握り自分の人生を生ききるのか?
自分が本当にやりたい事をやる為に何が必要なのか?を本気で考える事
どんな未来の自分になりたいのか?を本気で考える事
「人を助けるがやりたい」と…
怪我をして不自由な右腕を感じ、当たり前に動いていたのがありがたいと感じ
もう少し引っ張られていたらそのまま動かなくなった可能性も言われ、これからの部活をどう考えるのか?
でも色々考えると「モヤモヤする」と悩んでる…
そこで踏江さんから
「その自分を隣に置き、その人にアドバイスするとしたら、そういう状況の人に対して何て言う?」と…
「…自分で決めろ…」
「もう一言!」
「今を取るか?後を取るか?」
痺れた右手で力を入れて書いた。
その後も、彼の旅は続いています。
少年よ、頑張れ!