踏江みつ子カウンセリング、パニック症、統合失調症を乗り越えて」タグアーカイブ

いじめにあった高校時代を克服したのは、自由に飛べる傘を手にしたから!

ある青年のお話です。

高校時代アメフト部に所属し、怖い先輩や、監督から練習と称して、毎日殴られることが日課となっていました。
このころ鼻を折られたこともあるのですが、親に心配かけたくないのでそのような姿を見せないようにしていたそうです。
私がお会いしたのは19歳の時です。大学に入っていましたが、パニック状態で、対人恐怖も強くなっており、休学中でした。
ほんの僅かな時間お話しましたが、症状が強くなってきたので、ご本人との面談は終了し、お母さんとどこかに希望を見つけようとリーデングしました。
専門家の治療をお受けになる事を薦め、もっと読み込みます。

 

23歳からグッとエネルギーが上がってきますので、23歳から大丈夫です。と伝えました。
その後何度リーデイングしても、23歳から力強くなってくるので、大丈夫とお母さんに断言しました。

 

実際23歳から病状が良くなったそうです。
専門のサポートをもらい、徐々に社会復帰を始めていました。

 

先日28歳になった青年は、次のステップアップの為に何かを掴みたくてセッションとなりました。
たくましく成長した姿を見せて頂き、嬉しさがこみ上げます。
現在、統合失調症の症状は出ておらず、今の仕事の専門課程を得るために専門学校に入る事にしていました。
いくつかのアドバイスをした後、あることを提案し、それを行うか相談しました。
「一番辛かった高校時代を観て当時に行ってみる?」
コミュニケーションに不安を持っており、今後の仕事で弊害になるのはご本人も分かっていたので、勇気と覚悟を持ってもらえば可能だと判断したからです。

 

「やってみます!」

 

どのような方法で当時に入るかをご本人に説明します。
当時のご自分と完全に一体になると、パニックの症状が表れる可能性があるので、太陽の光になってもらいます。太陽の新米神様という表現を取りました。

太陽の光に入り、神となり、当時にワープする。
本当に観えてきます。
相手の表情とか、幼い自分の表情とか、その部屋にあるものや、着ている服の模様まで観えてきます。
記憶が入り口となって、現場にワープします。

 

そして、相手の目から自分がどうみえるのか、相手は何を思っているのか、体の中の状態はどうなのか、奥に入って、どんな心情風景があるのか観て、暗ければ明るく、かたくなならば、一緒に遊んで心を溶かす作業をします。
相手が変わってから自分の中に入って、何かをアプローチします。

 

彼の中は、全てがフリーズしていました。
嫌だなと言う感情があるのですが、動かないのです。
恐怖が強く、絶望から無気力になったように感じました。
声をかけます。「逃げても良いんです!」  「そっか、逃げても良いんだ・・・学校をやめても良いんだ」でも動きません。動けません。

声をかけます。

「太陽の神さま彼を助けて」と。

新米太陽の神さまはどうしてよいかわからず、戸惑っていたので、
「神様は何でもできるの、彼が自由になれるような道具をあげてください」と伝えたならば、パラソルを渡しました。

メリーポピンズみたいです。

 

本人も笑い、傘さして先輩たちがいる部室から飛びました。
「気持ち良い♡です。」空を飛びながら、
「逃げても良いんだ、学校やめても良いんだ」と言いながら。

ちょっと自由を味わってもらって、次に教室に入り傘を閉じます。落ち着いて勉強しているよう。
もう一度高校の先輩を観てもらいます。
怖くないし、一人一人の顔の表情が良く観えるようになっていました。

ここで、セッション終了しました。

 

「マジックのようです。気持ちが楽になったし、逃げても良い、自由で良いと思えます。
すっきりしました。
これから頑張ります」と言葉を残して帰宅しました。

 

見送って横になり、幸せを味わいました。
28歳になった彼が、これからもっと幸せをつかんでいくのだろう。人生は大変だけれど、一つひとつ乗り越えながら大きくなっていくんだろうと想像しながら、ちょっと眠りにつきました。