昨日長岡に入りました。
戦争と平和展の作品を拝見し、自分の絵と言葉を交わし、戦争体験なさっている作家さんの話を聴くという幸せな時間を過ごせました。
その作家さんは、中学の時東京大空襲を体験され、その後、新潟に疎開し、疎開中長岡の空爆にあう辛い体験がありました。
「苦しい思いがいつも心の奥にあり、景色を描いても、人物を描いても重く暗い絵になっていた。最近お病気を患い生きる気力を失っていたら、生徒たちが展覧会を企画してくれて、生きる事を思って、明るいものを描こうと始めて、心の奥にあるものを知った」と話されました。本当に透明な明るさに心がスッと楽になる絵でした。
心の暗さトラウマを観つめても何も変わらない時は、なりたい自分を与えていくと、奥の方から変わっていくというお話をお聞きした、厚みのある時間となりました。
時計を見ると10分しか経っていませんでした。滞在できるのが30分しかなかったので、神様からのプレゼントでした。
戦争と平和展 会場風景と私の絵です。