神奈川県の中学校特別支援学級のHeart Window Art指導のご縁は、私の夢の一つだった。
今年で3回目
一日2時限の時間をもらい、みんなと一緒に絵に浸る時間。
1年生の時は半分の時間寝ていた生徒が、3年生になった今回は積極的に「先生次は?これどう?」と何枚も絵を画いていた。
渦を画くときは、渦の中心と下腹を合わせて、体を起こして、肩の力を抜いて、段々と胸を張って、自分を大きくしていくのと言いながら、そ~~う、そ~うと声掛けして、途中で諦めないで画用紙いっぱいの渦を画いていく!
最初は、子供っぽい絵だなと言いっていた子も、段々はまってきて、「これからどうなっていくんだろうねこの絵は」と声掛けすると、「うん!どうなるんだろう?」と嬉しそうにノリで答えてくれる。
段々宇宙っぽい絵が増えていく。立体的な絵が増えていく。
ただ、◎から始まり、渦になっただけなのに、空間を意識する言葉かけをして、コツを伝えると、
どんどん個性が表れて、したい事も増えて、あっという間の2時限が終わった。
今年は、鎌倉で行われる神奈川県内の特別支援学級作品展に出展することになり、もう一日もらい作品を仕上げる。
偶然に出来た形に、もっと命を注ぎ、生き物のように動きだす絵を画く感覚は、みんなの中に芽生え始めた!
またみんなに逢える。
とにかく嬉しい!