以前、職員の指導させて頂いたときの話です。
プロ意識を持っていただくことが大切とお伝えしました。
「プロ意識」
それは、仕事に誇りを持ち、自分の長所短所をしっかり認識し、自分の立場でできる事を責任を持って行う事です。
働いている人は、そこでお給料を頂いておりますので、その場ではプロなのです。
プロ意識を持つと、仕事に対しての心構え違います。
大変な仕事も、やりがいになり、能力もついてきます。
実際、プロ意識を持たれる前は、甘えがあり、代表に対し不満が多く、雰囲気はぎくしゃくしていました。プロ意識を持ち始めると、接客の姿勢も変わり、段取りもてきぱきとなってきました。
笑顔が増え、場の雰囲気も変わってきました。
もう一つ大切な事ですが、職員が働き甲斐があると感じるには、代表の意識が大切です。
一番のプロ意識が必要なのは代表ご自身でした。
代表も、職員も一緒に自分磨きをしていく事が、その会社を育てる事に繋がりました。
今でも関わらせて頂いております。
成長していく会社と言う器、成長していく代表、成長していく職員、それらが複雑に絡み合い、大きな集合となり、人の笑顔が増えていくのを拝見できるのがこの上ない幸せです。
私が行った事は、プロ意識を持って人に接する形をお伝えしたのです。
意識は、形に表れます。
その違いを実感して頂ければ、自分の気持ちをどう処理して、仕事に向き合えるか感覚で分かってきます。
同時に、甘える自分の想いが湧いた瞬間に認識すると言う事も行っていきました。
始めた当時はやってどうなる?と言う捉え方はあったと思います。が、すぐに、効果が表れてくると、喜びが増えてきますので、自分を変える事への抵抗より、変化を望むことが出来ました。
笑顔は笑顔を呼びます。
それは、自分自身を幸せにできる、近道なのです。
追記
このブログを書いている最中、10代から関わっている方から電話がありました。
泣きながら、仕事をやめたいのではないけれど、気持ちが入らない、もやもやして、目の焦点も定まらない、どうしていかわからないと言います。
人生は大変で、仕事はこんなことだらけ!
モチベーションをあげ小さな目標見つけ、出来たら、とにかく自分を褒めてちょとづつ成長していこう!!
やるしかないよ!
と伝えたら、もやもやしていた気持ちが少し晴れました。
頑張ります!
と言って電話を終えました。
働くことは人生の多くを〆ます。
働くことは大変ですが、出来れば、楽しく働くことが出来ればと思います。
その方法を見つける事は、そう難しいことではないと思っています。