熱田芸術祈願祭と、法隆寺芸術祭2024との関わり

インターネットで私の作品を見つけていただいた企画会社担当者のご縁で、6月28日〜30日 愛知県 熱田神宮で行われる熱田芸術祈願祭みことの杜 に2点出展します。
ちょうど1年前に熱田神宮初お参りして念願成就祈祷していただいたので、ご縁がつがっていたのかも知れません。
御神体が 草薙の剣 と知ったのは昨年お参りした時でした。
草薙の剣はスサノウの尊が斐伊川の源流を辿り出会った稲田姫を守るために八岐大蛇を退治した時尾っぽから現れてきた剣と言われています。私の出身は奥出雲町で、まさにその伝説のエリアです。家の屋号下鍛冶屋と言い、裏の畑から大量のたたらクズが出土され、たたら、剣に縁が深い家であります。幼い頃から大国主、スサノウの尊、稲田姫、神々の存在はそこに在られるかの様な祖父母や近隣の老人たちの言葉の中で育っていました。
改めて今回のご縁を噛み締めてみると、感慨深いものがあります。
実家の祖父母、両親、兄と、踏江の昔々の物語を語り受け継いできたものたちは他界しましたが、未だ生きている自分自身を使い何かを繋げたいと願っているのかもしれません。
剣は国譲りにより大和に奉納されたとばかり思っていました。
また、本当につい先日、奈良の法隆寺芸術祭(2024年11月22日〜24日)への出展依頼があり、緊張しながらお受けしました。新作を出展することになり、法隆寺、聖徳太子、その時代を勉強し、作品を描き始めました。
今ここでうっすら気づいたことは、全く違う企画の展示会ですが、私にとって意識を超えた繋がりがあるように感じています。
ご報告までに発信させていただきました。お読みいただきありがとうございます。